ドイツは日本人で憧れている人が多い国の一つです。
かつての私もその一人だったのですが、今回はそれが勘違いだったことを説明していきます。
残業はある
ドイツにだって残業はあります。
しかし日本と違うのは、残業代が出ないこと。
日本は残業代が出るのが普通なので、ドイツ人に逆に残業代が出ることをうらやましがられました。
よく聞く話ではありますが、多くの国は能力給を採用しており、日本のように時間給ではありません。
残業している=仕事が遅いという評価になるので、残業していると評価が下がるようです。
台湾は能力給、韓国は年功序列
お隣の国の韓国の会社は、日本と同様に年功序列の風土があります。
しかし台湾は能力給。
お隣の国とはいえ、多少違いがあるようです。
原子力に依存
ドイツといったら環境先進国のイメージがある人もいるでしょう。
しかし実は、ドイツは足りない電力を補うため、フランスから電力を買っています。
フランスは原子力発電をしていますので、自然エネルギー発電だけでは、まだまだ完全にエネルギー供給が追いつかないようです。
アウトバーンでも動かない場所もある
クルマ好きなら、アウトバーンはご存じでしょう。
制限速度がないことで知られていますが、実際は制限速度がある道路も多く、ケルンなどの都市の近くでは渋滞し動かないことも多いのです。
ビールに甘すぎる
ドイツといったらビールというイメージの人は多いと思いますが、それは間違いないでしょう。
しかしドイツはビールに甘すぎます。
というのも、まず運転もビール3杯くらい飲んでも問題ありません。
よく聞く話ではありますが、レストランでビールは水よりも安いです。
また道にビール瓶が多く飛び散っており、そのためかドイツの自転車のタイヤはやや太いような気がします。
仕事の残業の際もビールが登場し、ドイツ人にとってビールは水感覚のようです。
逆に私はドイツ人に、日本人は酒が弱すぎると指摘されたことがあります。
No Life by German
英語が得意
日本人がドイツ人に勘違いしていることの中で、ドイツ人は英語が得意というものがあります。
確かにドイツ人は日本人より英語が話せる人は多いですが、実際にドイツに来てみると英語があまり得意でない人に多く遭遇します。
東ドイツ
ドイツは冷戦時代に東西に分断されていたことが有名ですが、東ドイツ出身だと西側の人から若干下に見られるようなことがあるそうです。
また東ドイツはネオナチ支持者も多く、東ドイツ出身の人と出身地の話題になったら、聞いてもいないのにネオナチではない!と言われたことがあります。
ヒトラーは実績があった
ユダヤ人排斥で有名なヒトラーですが、大体的な経済政策を推し進めていたことも事実です。
アウトバーンやフォルクスワーゲンの造設といったことはヒトラーの提言で実現されたものでした。
医療先進国
コロナウイルスが発覚してから、ドイツの強さが浮き彫りになりました。
インドの経済は優位性が揺らいでますが、医療に関しては優位性が今後も保っていけるでしょう。