今回はカンボジアにあるアンコールワットの周辺で、募金詐欺に遭いそうになった話をします。
アンコールワットに行く道で
詐欺のおじさん(と言っても40歳くらい?)は、私がカンボジアのアンコールワットに行く道で、どこからともなく、いきなり現れます。
私は自転車で向こうはバイクで、本当にいきなり声をかけられました。
普通はついていかないんでしょうが、周りに人も多く、時間も日中帯だったため、私は半信半疑ながらもついていくことにしました。(え)
自称英語教師
おじさんに案内されたのは学校で、おじさんの話によると、そこでおじさんは教師をしているとのことでした。
私は既に半信半疑でしたが、周りには子供やら人がたくさんいたので、とりあえずおじさんの話を信じることにします。
私に話をしている間に、カンボジア語でそこらにいる子供に話しかけます。
私はカンボジア語が分かりませんので、何をしゃべっているかは分かりませんでしたが、おじさんがそこの学校で英語教師をしていることに信ぴょう性を持たせるためにした演出だと思われます。
墓をgravityと言った
おじさんは、学校構内にあるお墓の説明をし始めます。
ポルポトによってカンボジアの子供がたくさん亡くなったのだ、という話をします。
そして私がおじさんに質問します。
これは墓なの?と。
ああそうだよ、とおじさんは訂正もなく答えたのですが、私は墓をgravity(=重力)と言っていたのです。
※正しくは、墓は英語でGrave
単にその人の英語力が低いだけなのかもしれませんが、英語教師だったら単語の間違いを指摘するのが普通なのでは?と思いました。
上手すぎる日本語
会話はほとんど英語だったのですが、いきなり日本語で書かれた紙を出してきます。
紙に書かれた日本語のほとんどがひらがなでしたが、明らかに日本人女性が書いた綺麗な字で、募金してほしい趣旨が書かれていました。
そして私がその紙の文を読み終えると、おじさんは募金するように私に促してきます。
もちろん詐欺である確証もありませんが、詐欺でない確証もなかったため、私は怒るようにその場を去りました。
アンコールワット募金詐欺まとめ
海外特に東南アジアに行くとぼったくりに遭遇しますが、募金詐欺は善意を踏みいじる形態なので、本当に許せません。
日本でも原宿や仙台などでも募金を装った詐欺がありますが、募金先などの詳細が分からないのに、募金することは詐欺集団の活動を助長しかねないので、安易に募金しないことをおすすめします。